第五話【なぜマッサージやストレッチで治らないのか|見落とされている“全体の問題”】

「マッサージを受けてもすぐ戻る」
「ストレッチを続けているのに改善しない」
こういった相談は非常に多いです。
今回の症例でも
👉 米国でカイロプラクティックや鍼灸を継続的に受けていたにも関わらず
👉 改善しなかったケースでした
結論から言うと
👉 やっていることが間違っているわけではありません
ただし
👉 見ている範囲が足りていない
これが問題です。
■ マッサージやストレッチが効くケース
まず前提として
これらが有効なケースもあります
・筋肉の疲労
・一時的な緊張
・軽度の可動域制限
この場合は
👉 局所へのアプローチで改善します
■ カイロプラクティック(スラスト)が効くケース
カイロプラクティックの調整(スラスト)も同様です
👉 関節の可動制限が主な原因の場合
には非常に有効です
・関節のロック
・可動域制限
・局所的なズレ
これらは
👉 一度の調整で改善することもあります
■ しかし改善しないケース
一方で
・慢性的に繰り返す
・すぐ戻る
・場所が変わる
こういった症状は
👉 局所の問題ではありません
■ 今回の症例で起きていたこと
前回紹介したケースでは
・腰に痛みがある
→ しかし原因は腰ではなく
・足(母趾側が使えない)
・股関節(内旋・内転)
・骨盤(仙骨の不安定)
にありました
■ なぜスラストでも改善しなかったのか
ここが重要です
仮に仙腸関節にスラストを加えて
👉 一時的に動きが出たとしても
👉 下からの連動(足・股関節)が崩れていると
👉 すぐに元の状態に戻ります
つまり
👉 “ズレを戻しても、ズレる条件が残っている”状態
です
■ マッサージやストレッチでも同じ
・筋肉を緩める
・柔軟性を上げる
これも一時的には効果があります
しかし
👉 動き方が変わらない限り再発します
■ 本当の原因
今回のケースでは
① 足の機能低下(第1列)
② 股関節の内旋・内転
③ 骨盤の崩れ
④ 仙骨の不安定
という流れがありました
■ 重要な考え方
ここが一番大切です
👉 部分ではなく“全体で見る”
痛みは
👉 結果として出ているだけで
原因は
👉 別の場所にあることがほとんどです
■ 改善するために必要なこと
必要なのは
・構造を整える
・連動を回復させる
・正しい使い方を再学習する
■ まとめ
マッサージやストレッチ
カイロプラクティックの調整も
👉 それぞれ有効な場面があります
しかし
👉 全体の連動が崩れている場合は不十分
です
慢性的に繰り返す症状は
👉 “なぜその状態に戻るのか”まで見ること
これが改善の鍵になります




