「インナーマッスルが大事」とはよく聞くけれど 3
さて、だいぶ間が空いてしまいましたがインナーマッスルについて第三弾です。
インナーマッスルのトレーニングは多種多様になります。
例えば深く息を吐く、といった動作でも腹式呼吸により横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋から構成される
インナーユニットが収縮され体幹の安定がなされます。
ピラティスなどはまさにインナーマッスルに特化した運動なわけですが、これを参考にするよいかと思います。
私自身がよく行なうのはニートゥエルボーというあお向けで右肘と左膝、左肘と右膝を交互に合わせる腹筋運動です。
この運動は腹斜筋と腸腰筋を狙った運動で、これをゆっくりとした動作でやると地味にキツイです。
腹横筋を鍛えるにはサイドブリッジが効果的かと思います。
その他通常のブリッジやドローイングといったトレーニングも併せて行なうとより効果的でしょう。
これらのトレーニングを地道に続けていくことでインナーマッスルが強化され、体幹が安定して腰痛や不良姿勢の予防となり
代謝もアップして内臓脂肪の減少や糖尿病や高脂血症の予防にもなるという良いこと尽くめなわけです。
悪いことは何もありません、継続してこれを行なうだけです!
……はい、わかります。それを継続して習慣化するのが大変なわけです。
自分もこういったセルフケアの知識はありますがそれを継続して行っているかというとそんなことはありません(^^;
人間誰しも痛みなどの表に出ている症状が無いかぎりサボってしまうものです。
治療に来られる患者さんにも予防の為のセルフケアの重要性を説明してもやはり継続してやれるかは、
ご本人の意識がどれだけ高いかに左右されてしまいどうしても限界があるものでした。
では、どうやって継続してトレーニングを続けさせればいいのか。
その点について私はずっと何かいい方法がないかと考えていました……
そしてひとつの回答が出来ました、それは複合高周波EMSによるインナーマッスルのトレーニングです。
次回はその機械によるトレーニングについてご紹介します。