第四回 病は気から
明けましておめでとうございます。
最近、階段を下るとき足を踏み外しそうになり、年齢を感じる安形です。
題名の「病は気から」。結構好きな言葉です。昔の人に感謝。
誰が思いついたのでしょう?早速、インターネットで調べてみました。
はい、案の定、いつ、どこで、だれが考えたか分かりません。ですが、こんな内容が書いてありました。
自律神経の乱れは主に悩みや、心配、ストレスが原因。大きな心配事があれば食欲も落ち、よく眠れなくなり、それは心の状態が自律神経を左右し、体に大きな影響を与えている。
がん患者の予後の研究で、無力感や否定的な感情の精神要因が、がんの増殖や広がりに関連することが示唆されている。
免疫機能を調べたところ、楽しい記憶を思い出したグループの免疫細胞は数も多く、活発。それに対して、気がめいる記憶を思い出したグループは、免疫細胞の数が著しく低下、その活動性も低く、感染症にかかりやすい状態になっていた。
偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる(プラセボ効果)。
最近では、SAT療法という過去に遡って自分本来の生き方ができるイメージをつくり上げるという心理療法がかん治療にも効果を上げている。などなど。
すごいですね。心の作用でがんに打ち勝つ!
要約すれば、疲れた心のままでは、自己免疫機能も低下し、大きな病気に打ち勝てない。逆に作用すれば自己を攻撃する自己免疫疾患になる。
明るく前向きな心でいれば、自己免疫機能も向上し、病気をやっつけてくれやすい体、なりにくい体、治りやすい体になる。
自分に当てはめるなら、階段を踏み外しそうになるのは、年齢のせいだな~と、ぼやくより、踏み外しそうになった自分の身体の衰えに気付いてラッキー、運動しなきゃ!感謝します!とこんな感じでしょうか?
みなさんは、前向きに気が付いたことは何かありますか?