第七回 【肩凝りって何故起こる? part2】|中野富士見町の整骨院 富士見町fine整骨院 はり灸マッサージ院

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第七回 【肩凝りって何故起こる? part2】

はい、肩こりの二回目になります。よろしくお願いします( `ー´)ノ

前回は臨床的な少し細かい部分を書きましたが、今回は肩こりの持続性の説明をしていきます。

 

肩こりが起こる要因として前回は姿勢をあげましたが、ではなぜ休日で仕事をしていない日でも辛さが抜けないのか。

症状の強い方にはこう訊かれる方も多くいらっしゃいます。

それは交感神経の亢進による侵害受容器の感作により引き起こされます。

「感作」とは、ある刺激に対して体が感じやすくなっている状態を指します。感作が組織に起こると、わずかな刺激で疼痛を誘発するという現象が生じます。

 

まず交感神経というのは自律神経の内の緊張状態の時に働く神経で、要は自分で意識しなくても体が活発な運動をするのに

都合のいい状態にもっていく神経だと考えてください。

反対に副交感神経というのは無意識下の内に体を休息させたり消化管の働きを促進させたりする働きがあります。

自律神経失調症というのはこの交感神経(活動)と副交感神経(休息)の働きのバランスや切り替わりが上手くいかなくなった状態になります。

 

肩こりの話に戻りますが仕事中や運動中など作業のスピードや正確性を求められるような状況では休息するような身体の状態では上手くできないので、当然交感神経優位に調節がなされます。

この交感神経優位の状態に長時間おかれて尚且つ筋出力の機会のないままでいると、いざ身体を休めようとしても副交感神経優位に上手く切り替わらなくなってしまいます。

 

上手く休息が取れず、回復できなかった筋肉は硬度を増してしまい筋の虚血状態を起こすと同時に侵害受容器の亢進を引き起こします。

この侵害受容器の亢進はさらなる交感神経の活動亢進を引き起こし痛みの悪循環を形成してしまいます。

さらに硬度を増した筋肉内では虚血状態によりカリウム不足に陥ったり、末梢神経に傷がついてしまうこともあります。

こうなってしまってはもはや休んだ程度では回復するのは困難となり悪循環を断ち切る刺激を外部から入力する以外ありません。

 

では悪循環を断ち切るには何をすればいいのか。

それは「治癒機序を意図的に起こさせる」ということが重要になってきます。

 

治癒機序についてはまた次回に

 

 

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